「資産割」を廃止し、賦課方式を「4方式」から「3方式」に変更します
平川市はこれまで国民健康保険の算定方式を「所得割」「資産割」「均等割」「平等割」の『4方式』としていましたが、令和5年度から「資産割」を廃止した『3方式』に変わります。
現行 | |||
所得割 (所得に課税) |
資産割 (固定資産に課税) |
均等割 (一人ひとりに課税) |
平等割 (世帯に課税) |
変更後(令和5年度~) | ||
所得割 |
均等割 | 平等割 |
3方式へ変更となった経緯
県内の国保加入者の税負担を公平なものとするため、青森県国民健康保険運営方針において、将来的に県内同一の算定方式や税率にすることが定められました。
その第一歩として、県内の算定方式を『3方式』に統一する取組みが進められていることから、当市においても令和5年度から改正することとしました。
税率が下記のとおり変わります
課税対象 |
(1)医療給付費分 (加入者全員) |
(2)後期高齢者支援金分 (加入者全員) |
(3)介護納付金分 (40歳から64歳) |
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改正前 | 改正後 | 改正前 | 改正後 | 改正前 | 改正後 | ||
(a)所得割 |
令和4年中の所得の課税対象額 |
8.20% | 8.48% | 2.75% | 3.15% | 2.60% | 4.07% |
(b)資産割 (廃止) |
固定資産税のうち、土地・家屋にかかる部分の額 |
18.50% | 0.00% | 7.00% | 0.00% | 5.70% | 0.00% |
(c)均等割 |
被保険者一人あたり |
23,800円 | 21,600円 | 6,600円 | 8,000円 | 9,000円 | 13,700円 |
(d)平等割 |
1世帯あたり |
27,800円 | 23,700円 | 10,000円 | 8,800円 | 8,400円 | 11,100円 |
税率改正による影響
税率改正による影響は、世帯の国保加入者数や所得状況等によって異なります。
仮に、加入者数や所得状況が変わらなかった場合は、次の世帯への影響が見込まれます。
税額の増加が見込まれる世帯の特徴
●加入者数が多い・・・均等割引き上げの影響により、税額の増加が想定されます。
●固定資産がないもしくは少ない・・・資産割廃止の影響がなく、税額の増加が想定されます。
税額の減少が見込まれる世帯の特徴
●固定資産が多い・・・資産割廃止の影響により、税額の減少が想定されます。