平川市が快適で、住みよい「まち」にするためには、市民がみんなで話し合い、どのようなことをしたらよいかを決めて、行っていくのが理想であり、地方自治の基本です。
しかし、3万人以上いる市民が1ヵ所に集まって話し合うことは出来ないので、市民の中から選挙により、代表者を選んで市民に代わって話し合ってもらう必要があります。この代表者が、市長と市議会議員です。
市議会は、選挙によって選ばれた議員によって組織され、住民の意思を代表して、議決によって団体としての市の意思を決定することから議決機関と呼ばれています。
これに対して、市長および教育委員会等は、議会の議決により決定されたことに基(もと)づいて、実際に行政サービスを提供することから執行機関と呼ばれています。
市議会と市長は、お互いに独立した立場から協力しあって、市民生活の向上に努めています。市議会は、市議会議員が集まって市民全体の幸福のために、どんな仕事をしたらよいかを相談して決めるところです。
市議会のしごと
議会が、市長や議員から提出された議案などを審議して、それに対する意思を決めることを「議決」といいます。議決には、団体としての平川市の意思を決めるもの(予算や条例など)と、意見書や決議など市議会の機関意思を決めるものとがあります。市議会では、おもに次のようなことをしています。
- 市の条例(きまり)を決めたり、廃止すること
- 市のお金をどのように使うか予算を決めること
- 市のお金が正しく使われているか、市の仕事が正しく行われているか調べたり、意見を言ったりすること
- 副市長や教育委員、監査委員などの選任に関すること