鹿児島県南九州市の紹介
南九州市は、平成19年12月1日、知覧町(ちらんちょう)・頴娃町(えいちょう)・川辺町(かわなべちょう)が合併して誕生しました。薩摩半島の南部に位置し、鹿児島市の南西約30kmのところにあります。豊かな自然に恵まれ、南の海岸線は美しい景観が続き、中部には基幹産業である農業を支える広大な畑地が広がっています。 |
鹿児島県南九州市の位置 |
歴史知覧特攻平和会館 知覧町の旧陸軍特攻基地跡に建設された館には、当時の隊員達の遺品、遺書などを展示してあります。 |
祭り・イベントねぷた祭in知覧 旧平賀町と旧知覧町との人的交流から発展したお祭り。本場青森さながらのねぷた祭りが楽しめます。 |
自然お茶畑 気温差が大きく、霧深い山間地では、良質のお茶が育ちます。お茶畑は南九州市の代表的な景観です。 |
特産品 |
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知覧紅・紅さつま シラス土壌で育った鮮やかな紅色のさつまいもは、ホクホクして甘みがある。 |
大根やぐら 冬の風物詩として有名で、寒風で引き締まった大根は、おいしい漬物になります。 |
焼酎 良質で新鮮な地元産さつまいもと清らかな水で生産された焼酎は、お湯割・水割どちらでも美味しい。 |
川辺仏壇 川辺仏壇は、経済産業省の伝統的工芸品に指定されており、技術と伝統をもとに今に受け継がれています。 |
平川市と鹿児島県南九州市との交流について
平川市と鹿児島県南九州市は、相互の発展と友好親善を深めともに住みよいまちづくりを推進するため、平成20年8月3日に友好親善交流盟約を締結しました。
これまでの交流の経緯と交流内容についてご紹介いたします。
交流のきっかけ
平成2年、旧平賀町は社会教育事業の一環として「平賀町ニューパラダイスコミュニティ運動」に取組みました。この事業は、全国の地域づくりの先進地へ平賀町の各町会のリーダーを派遣し、ムラおこしに結びつく公民館活動の実現を図るもので、その研修先の一つが「鹿児島県知覧町」(現在の南九州市)でした。
平成3年1月、青少年国内派遣事業として平賀町の中高生13名が知覧町でホームステイ交流を体験しました。その後、中高生がお互いの街を訪問し、ホームステイを通じて、両地域の生活や文化を体験しています。この交流事業は現在も続いています。
知覧町でねぷた祭り
青少年国内派遣事業で平賀町から知覧町へホームステイした少年(当時高校2年生)が、受入れ家庭で、「ねぷた祭り」の話題でたいへん盛り上がりました。この少年の知覧町でぜひ「ねぷた」をという思いが、その後、平賀町と知覧町の行政を動かすことになったのです。
平成8年8月、平賀町と知覧町が協力し、第1回「平賀町ねぷた祭りin知覧」が開催されました。九州で津軽の祭りが見られるとあって、人口約1万4千人の町に約3万人の観客が集まり、勇壮な扇ねぷたの行進とねぷた囃子の音色が平賀町と知覧町の絆を一層強いものにしました。
その後も知覧町で毎年ねぷた祭りが開催されており、現在は5基のねぷたが運行されています。
友好親善交流盟約を締結
平成12年1月1日、中高生のホームステイ交流やねぷた祭りの開催など交流を深めてきた平賀町と知覧町は、さらなる友好関係を築くため、「友好親善交流盟約」を締結しました。
平成18年1月1日、平賀町は3町村が合併し平川市に、また平成19年12月1日、知覧町は3町が合併し南九州市になりました。合併により、平賀町と知覧町の「友好親善交流盟約」は消滅しましたが、合併後も両市の交流は続き、引き続き交流を深めていきたいという両市の思いにより、平成20年8月3日、平川市と南九州市の間で「友好親善交流盟約」が締結されました。