消防団とは
消防団は、消防組織法に基いて各市町村に設置される消防機関です。消防署と協力して、火災をはじめとする各種災害に対応します。地域における消防防災のリーダーとして、その地域に密着し、住民の安心と安全を守るという重要な役割を担っています。
消防署に勤める消防職員との違いは、消防職員が専門の職業であるのに対し、消防団員は各自の仕事に就きながら、災害時の消防・防災活動や、平時の訓練などに従事します。
平川市消防団組織図
平川市消防団は、消防団本部と20分団40部で組織されています。
消防団の活動
災害時
- 火災発生時・・・消防署と連携し、初期消火、延焼防止、残火処理、交通整理などを行います。
- 台風や大雨などの自然災害発生時・・・ 警戒警備、土のう積みのほか各種水防活動を行います。
- 大規模災害時・・・住民の救助・救出、避難誘導、消火、警戒活動、避難所支援などを行います。
- 捜索・・・市内で発生する山岳遭難者の捜索活動を行います。
平常時
- 各種訓練・・・消防・防災活動に必要な訓練を行います。
- 警戒巡視・・・火災や事故を未然に防ぐため、担当区域をパトロールします。
- 資機材点検・・・災害に備え、消防車などの資機材点検を行います。
- 各種行事・・・毎年3月下旬に出初式を実施しています。
消防団員の身分と処遇
消防団員の身分
消防団員は、非常勤特別職の地方公務員となります。
消防団員の処遇
- 報酬:年間の活動に対し、階級に応じた報酬が支払われます。
- 出動手当:火災や訓練などに出動した場合に支給されます。
- 公務災害補償:消防団活動中の事故による死亡や負傷、疾病に対して補償制度があります。
- 退職報償金:5年以上勤務して退団した場合に勤務年数および階級に応じて支給されます。
消防団の福利厚生
(1)消防団員等福祉共済
怪我、病気による入院、障害、重度障害、死亡に対し各種見舞金支給する制度です(公務外も対象となります)
入院見舞金:団員が7日以上入院した場合1日1,500円(上限120日)
障害、死亡による障害見舞金および遺族援護金については、総務課危機管理係にお問合せください。
請求期限:事実発生から3年以内となります。
請求方法については、総務課危機管理係にお問合わせください。
(2)消防互助会
結婚、出産、入院、死亡などに対し各種見舞金支給する制度です(公務外も対象となります)
結婚:20,000円
出産:10,000円
入院:3日以上6日以内の入院(1日1,500円)(公務外も対象)
死亡:100,000円(公務外も対象)
罹災:10,000円から100,000円
請求期限は事実発生日から2年以内となります。
請求方法については、総務課危機管理係にお問合せください。