市では、食育基本法(平成17年7月15日施行)に基づき、「第2次平川市食育推進計画(平川市地産地消促進計画)」を策定し、平成27年度から令和元年度までの5年間を計画期間として食育の推進に取組んできました。
第2次計画の計画期間が令和元年度で終了することから、第2次計画での課題やめまぐるしく変化する食環境に対応し、継続的に食育の推進および地産地消を促進するため、令和2年3月に「第3次平川市食育推進計画(平川市地産地消促進計画)」(計画期間令和2年度~令和6年度)を策定しました。
策定までの経緯
令和元年5~6月 食習慣に関するアンケート実施(対象:市内小学校5、6年生、中学生とその保護者)
7月 アンケート集計
8月 アンケートを分析
9月 素案を作成
10月 第1回策定部会開催
12月 第1回策定幹事会開催
令和2年2月 第2回策定部会、第2回策定幹事会、平川市食育推進協議会開催
令和2年3月 第3次平川市食育推進計画(平川市地産地消促進計画)策定
第3次平川市食育推進計画(平川市地産地消促進計画)(11602KB)
計画策定の趣旨
計画のねらい
- 平川市食育推進計画は、食育基本法(平成17年7月15日施行)に基づき、平川市民が心身の健康を確保し、生涯にわたっていきいきと暮らすことができるようにするために、平川市全体で推進する食育の基本事項を定めるものです。
- 平成22年3月に市が策定した「第1次計画」(平成22年度~平成26年度)では、家庭や学校、地域が協力・連携し、社会全体で食育推進の取組みに努めてきました。そして「第2次計画」(平成27年度~令和元年度)でも引き続き食育活動に取組み、着実に市民への食育は推進されてきました。
- 食を取り巻く環境が大きく変化してきている現状から、常に食に関する正確な情報の伝達が求められており、今後も継続した食育推進を必要としています。
- このような状況を踏まえ、「第1次計画」、「第2次計画」に基づいた取組みの成果や食育推進協議会からの意見をもとに、基本的な考え方、方向性を継承して「第3次計画」を策定します。
第2次計画から第3次計画の修正点
- 目標項目および目標値の見直し
第1次計画の食育行動プランで定めた目標項目を継続したほか、第2次計画で新たに追加した目標項目の成果と課題を踏まえ、第3次計画の目標項目と目標値を見直しました。 - 「食育行動プラン」と「食育推進計画」の目標項目
「食育行動プラン」と「食育推進計画」の目標項目を一つにまとめ、第3次食育推進計画の目標項目を分かりやすくまとめました。
計画の位置づけ
この計画は、食育基本法第18条第1項に規定する「市町村食育推進計画」および「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等および地域の農林水産物の利用促進に関する法律」(六次産業化・地産地消法)第41条第1項に規定する「地域の農林水産物の利用の促進についての計画」に基づき位置付けます。
また、計画の実施にあたっては、既存の関連計画等と連携しながら、市の食育を推進していくこととします。
計画の期間
令和2年度から6年度までの5年間とします。
なお、社会情勢の変化などにより見直しが必要となった場合は、関係機関、団体等の意見を得て必要な見直しを行います。