平川市長
長尾 忠行
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まちと自然が調和する住みよいまちである平川市は、青森県内でも比較的穏やかな気候に恵まれており、豊かな自然の中で、米やりんご、桃、高冷地野菜などといった農産物の生産が盛んです。生産者の皆様が手塩にかけて育てられた農産物は、どれも県内外で高い評価をいただいており、特にりんごは、りんご王国である青森県で開催される品評会においても毎年入賞を果たすなど、県内トップクラスの品質を誇っています。
観光面では、志賀坊森林公園や猿賀公園、盛美園などの景勝地、道の駅いかりがせきなどの誘客施設、泉質が豊富な温泉のほか、高さ12メートルを誇る「世界一の扇ねぷた」が運行される「平川ねぷたまつり」など、四季を通じて楽しめるさまざまな観光資源があります。
また、市内にはスポーツ施設も充実しており、令和2年に完成した「ひらかわドリームアリーナ」をはじめ、「陸上競技場」や「ひらかドーム」などといった多様な施設で、子どもから高齢者まで、多くの市民がスポーツに親しんでいます。
市ではこれまで、平成29年3月に本市のまちづくりの指針となる「第2次平川市長期総合プラン」を策定し、目指す将来像「あふれる笑顔 くらし輝く 平川市」の実現に向け、「魅力あるひとづくり」「活力あるしごとづくり」「住み続けたいまちづくり」の3つの基本方針と、市の個性を表した7つの「平川らしさ」を掲げ、まちづくりに取り組んできました。
とりわけ、少子化対策につきましては、「子育てしやすさナンバーワンのまち」をモットーに、高校生までの子どもに係る医療費や小・中学生の給食費の完全無償化、子育て世帯・移住者などへの住宅取得支援など、若者世代を中心とした呼び込みに力を注いでおります。
また、産業振興策として、基幹産業である農業振興のほか、新たな企業の誘致が難しい中でも、地元企業の新商品開発や販路拡大などへの支援に積極的に取り組んでいます。
今後も、さまざまな声を聴き、対話を重ねながら、市民の皆様には「住んで良かった」と、市外の方には「訪れてみたい」「住んでみたい」と思っていただけるまちづくりを進めていきます。
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